大江洋服店(おおえようふくてん) / Sleeveless Outing Coat / インディゴ

<商品説明>
大江洋服店
1860年代のアモスケイグ社製のデニムを再現した生地を使用した1900~1910年代のアウトドアベストです。

■プロジェクトの背景と歴史
18世紀後半、イギリスで急成長を遂げた綿織物工業。その革新的な技術と知識がアメリカに持ち込まれ、マサチューセッツ州を中心に急速に発展しました。この波は隣接するニューハンプシャー州にも広がり、マンチェスター市に拠点を置くAmoskeag Manufacturing Companyは1831年に法人化されました。豊富な資本を背景に数多くの買収を繰り返し、事業規模を拡大。19世紀半ばには世界最大の織物都市となり、Levi Strauss & Co.をはじめとする多くの顧客を持つ織物産業の中心地として栄えました。しかし、その繁栄もやがて終焉を迎え、現在では歴史を感じ学ぶ場所として保存されています。

■二人の訪問と驚くべき発見
2022年秋。大江洋服店の二人はかつての繁栄の地、ニューハンプシャー州マンチェスター市を訪れました。マリメック川の向こうに広がる赤煉瓦の建物群は、歴史の写真そのままの姿でした。二人は歴史を五感で感じるために訪れ、その街で多くの驚くべき発見をしましたが、まさか当時のデニムのレシピを見つけるとは思いもしませんでした。

■資料館での発見
資料館では、閲覧希望書籍の番号を記入し、美しく整然と管理された膨大な資料庫からスタッフが一冊ずつ運んでくれました。その中の一冊、機内持ち込み用のスーツケースのような大きくて厚みの本が目を引きました。慎重に1ページずつめくっていくと、そこには...

■特別プロジェクトの誕生
二人がそこで見つけたのは、当時のデニムのレシピでした。その後、貴重な当時(1860’s) のデニムスワッチにも触れることが許されました。この発見からインスピレーションを受け、今回の特別プロジェクトが生まれました。
- アモスケイグのデニム生地は当時、”Gold Medal Denim”と呼ばれ、数ある生地メーカーの中でも最も優れた生地として認知されていました。
- 生地規格として最も重いデニムの一つでしたが、現代のスクエアヤードのオンスに変換すると約10オンスの重さになります。

■“Gold Medal” Blue Denims
（株）ジャパンブルーの協力のもと、二人が発見した当時のデニムの織物レシピを基に、現代の環境下で可能な限り再現したデニムを作ることに成功。今回の製品の生産に至る。
今回のプロジェクトは歴史と現代技術の融合を目指し、当時のデニムの魅力を現代に伝えるものでもあります。

【スタイル】
- Sleeveless Outing Coat
1900年〜1910年代のアウトドアベスト

【生地】
- Extra heavy “Gold Medal” Blue Denims
インディゴ
綿100％
10オンス
白耳

【仕様】
・ステッチカラー：オールブラック　綿100%
・ボタン：ナットボタン

【注意】
ワンウォッシュ済みの製品です。
洗い済みの為、縮みはほとんど出ません。

【サイズ】
・34　肩幅30cm/胸囲93cm/着丈59.5cm
・36　肩幅31.5cm/胸囲98cm/着丈61.5cm
・38　肩幅33cm/胸囲103cm/着丈63.5cm
・40　肩幅34.5cm/胸囲108cm/着丈65.5cm
・42　肩幅36cm/胸囲113cm/着丈67.5cm
・44　肩幅37.5cm/胸囲118cm/着丈69cm
・46　肩幅39cm/胸囲123cm/着丈71cm